弁護士からの手紙
9月19日お昼のこと。
家のチャイムが鳴った。
何となく出ないほうがいいと直感的に思い様子を伺う。
チャイムは2度鳴り、訪問者は去っていった。
直後、夫からのメールが届く。
「ポストに法律事務所の弁護士からの書類が届いてます」
ポストへ向かうと、2通の手紙が入っていた。
1通目は「質問及び回答書」。
2枚綴りで、離婚についての意思や、離婚する場合の希望を質問形式で答えるもの。
1問目、「貴殿は、○○氏(旦那の名前)と離婚するおつもりが」
《ある・条件次第ではある・条件にかかわらずない》
となっている。
ここで「ある・条件次第ではある」とした場合、
・子供の親権
・財産分与
・慰謝料
・子供との面会交流について
・それぞれの条件の優先順位について
・その他意見・希望など
に答える流れになっている。
これを読んだ直後、慌てるのを抑えながら、弁護士の無料電話相談をネットで検索した。
同時に「自分の手を離れたところで、離婚協議が始まってしまった」という恐怖が襲う。
母子のみの1年間に渡る地方生活を終えて、地元であるココに戻って2週間後の出来事だった。
余談として、2通目は「返信用封筒を入れ忘れました。すみません(意訳)」というメモと切手の貼られた封筒が入ったものでした。
弁護士でもこんなうっかりミスあるんだな。
信用商売なんだし、そこは回答書と一緒に入れ直してから投函したほうがキマったんじゃないのか?と余計な心配をするのでした。
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